がん免疫治療薬「オプジーボ」をマウスに投与すると、体内の老化細胞が減り、身体機能が改善したとする研究成果を、東京大と金沢大のチームが発表した。
様々な臓器・組織の老化防止や生活習慣病の治療につながる可能性があるといい、論文が２日付の科学誌ネイチャーに掲載される。
（以下略、続きはソースでご確認ください）
読売新聞オンライン 2022/11/03 01:14
▼追加ソース
東京大医科学研究所のページより。「オプジーボ」の名称は出ていませんが「抗PD1抗体」のことのようです。
↑より引用
・老化細胞の一部がPD-L1を発現しており、強い炎症性性質を示すとともに、CD8陽性T細胞からの免疫監視を逃れていることを見出しました。・抗PD1抗体を加齢マウスや生活習慣病マウスに投与すると、生体内から老化細胞が除去され、様々な臓器・組織の老化現象や老年病、生活習慣病が改善できることが分かりました。
中西真教授のプロフィールページ↓
研究室を覗いてみると老化に関する様々な研究が行われていることが分かります。↓
↑より引用
老化研究
細胞老化誘導機構
細胞老化維持機構
その他老化関連の研究
この研究も中西真教授のものです↓
科学誌ネイチャーに掲載された論文はこちら↓
PD-L1-PD-1をブロックすると、老化の監視と老化の表現型が改善される
僕に"研究"を教えてくれた尊敬する先輩の論文がNatureからpublishされました！
一部の老化細胞はPDL1陽性になることで免疫細胞による除去を回避しており、老化形質に大きな影響を与えているというものです。
Congrats!https://t.co/9LFLgQYLOB— Satotaka Omori | 大森 徳貴 (@SatotakaOmori) November 3, 2022
↑より引用
PD-L1（プログラム細胞死リガンド1, Programmed death-ligand 1 別名:B7-H1）はPD-1のリガンドである免疫チェックポイント・タンパク質。
ちなみに「オプジーボ」は庶民には手の届かない価格です(;’∀’)
海外のセレブが若々しいのはお金の力もあるのかもしれません。
↑より引用
2018年、皮膚癌だけでなく肺癌の治療にも使えることや、海外との価格差などを考慮し、4月に再度薬価引き下げが行われた。これにより100mg当たり27万8029円となった[38]。その後も価格は下がり続け、11月に100mgが17万3768円、2019年8月には100mgが17万2025円となっている[39]。
その他にも色々な大学で様々な研究が行われています。庶民にも手が届く製品が出来ればよいのですが(;’∀’)
高齢者のみなさん、おまたせしました
確かに効くらしい。
↑より引用
森氏は「この薬が自分のためでなく、日本で（広く）使えるようになったら、みんな喜ぶだろう」と考え、投与を受けた。すると――。「メキメキと（肺にたまった）水がなくなっていく。（普通に）歩けるようになって、医者もびっくりしていた。幸い、副作用も手に斑点ができた程度」
この薬は免疫のブレーキを外すのだ
免疫チェックポイント阻害剤と言う
それでガン細胞を攻撃してくれるように成る
と言って免疫が暴走すれば大変な不具合が出るから、そこは調節が必要なんだけどなw
老化細胞も既存の免疫機構が始末してくれるって事なのだろうか
何か凄い話だなw
ガンも動脈硬化も怖くなくなるのかな
でも、体質でハズレると間質性肺炎起こして死へ直行
ロシアンルーレット
副作用が出たらヤバいね
自己免疫疾患は全部可能性あるし、なかに致命的な物もある
間質性肺炎なんて最悪だ
ただ抗老化に使う量って、癌免疫療法として使う量ほど多くはないような気がする
それにしても、まだ薬価が高過ぎる
安くなったと言ってもまだ100mg17万円ww
↑より引用
免疫チェックポイント阻害薬は、免疫ががん細胞を攻撃する力を保つ薬です。
T細胞の表面には、「異物を攻撃するな」という命令を受け取るためのアンテナがあります。一方、がん細胞にもアンテナがあり、T細胞のアンテナに結合して、「異物を攻撃するな」という命令を送ります。すると、T細胞にブレーキがかかり、がん細胞は排除されなくなります。
毛根細胞が駆逐されたらどうするね？
まあ、正直どこまで長生きしたいよ。
70以降なら、いつでも良いかな。
たぶん定年して5年も経ったら暇で暇でしょうがない。
もうちょっと精密な作用機序の解明が待たれる
それが定説になっとるんか
まあ先延ばしでしかないだろうが
自己免疫疾患由来の間質性肺炎なら使えるんかな？
免疫抑制剤使っとるやろ
↑より引用
間質性肺炎は語尾に肺炎が付きますが、肺炎とはまったく異なる病気です。肺という臓器をコップにたとえると、コップの中で起こる病気が肺炎で、コップ自身が侵される病気が間質性肺炎です。間質性肺炎の方がより広い範囲で病気が起こり、息切れなどの症状が強くなります。治療もコップの中を洗えば済む肺炎に比べ、コップ自身の修繕が必要な間質性肺炎は一般的に難治性です。
年齢とともに免疫がこれを除去できなくなるので
老化が表面化する
逆に言えば、この除去ができると最大寿命は延びるとみる
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