【エボラ】ギニアでエボラ熱の流行再燃、西アフリカ諸国が警戒

そうと考えられている。はっきり確認が取れたわけではないが、
やはりエボラでもコウモリなどが自然宿主として疑われている。

幸い、数年前に起きた先進国にまで飛び火したエピデミックで、
多くの製薬会社がワクチンや治療薬開発に本腰を入れた結果、
効果の高い薬が出てきている。

「エボラ熱『治療可能』か　新薬が『90％の生存率』示す」

エボラ熱「治療可能」か　新薬が「90％の生存率」示す - BBCニュース

アフリカのコンゴ民主共和国で行われているエボラ出血熱に対する新薬の臨床試験で、非常に高い生存率が示され、期待を集めている。研究者は、エボラ出血熱が近いうちに「予防可能、治療可能な」病気になるかもしれないと話した。

www.bbc.com

https://www.bbc.com/japanese/49327305

ただ、こういった抗体カクテル治療薬は、えらい高い。
患者1人分数万円から、時には数千万円する場合も。

新型コロナのワクチン接種がほとんどの国において国の負担で行われ、
国民は一銭も払わなくてもいいように、エボラだって国が面倒を見る。

もっというなら、流行発生国の国々は貧乏だが、先進国が補助金を出す。
前回の流行では、先進国にまで飛び火した。先進国内で感染爆発が起こったら
被害が甚大だから、何としても海を渡って来ない内に封じ込めたいからだ。
製薬会社も前回の流行で先進国が金を出すというのがわかったので、
ワクチンや治療薬開発に乗り出した。で、2~3年で出来たｗ

要はそれまで、エボラが「治療薬の存在しない恐ろしい死の疫病」だったのは、
製薬会社が「治療薬とかワクチンとか、やろうと思えばできるだろうけど、
金にならないからやらない」という態度だったからってことなんだけど。

エボラ出血熱の治療薬、開発妨げてきた「利益」という障害

【9月17日AFP】初めて感染が確認されてから約40年、これまでエボラ出血熱と聞いて思い浮かぶのは死と恐怖だったが、「利益」というシンプルな動機がその「呪い」を拭い去る妨げになっていた。

www.afpbb.com

https://www.afpbb.com/articles/-/3026152
「エボラ出血熱の治療薬、開発妨げてきた『利益』という障害」