【環境科学】たった1本の樹木でも周囲の気温を下げることが判明　都市部の温暖化対策になるか

▼追加ソース

研究者のアメリカン大学のマイケル・アロンゾ氏のページです。

Assistant Professor

I use satellite and drone imagery (plus other geospatial tools) to study forests and land cover change, mostly in urban or boreal domains. Current or recent pro

www.american.edu

肩書は環境科学部門のアシスタント・プロフェッサーでgeographer（地理学者）となっています。

論文のページでは…

Spatial configuration and time of day impact the magnitude of urban tree canopy cooling - IOPscience

Spatial configuration and time of day impact the magnitude of urban tree canopy cooling, Michael Alonzo, Matthew E Baker, Yuemeng Gao, Vivek Shandas

iopscience.iop.org

↑より引用
Spatial configuration and time of day impacts the magnitude of urban tree canopy cooling

Tree cover is generally associated with cooler air temperatures in urban environments but the roles of canopy configuration, spatial context, and time of day are not well

この研究は一般的に言われる樹木の冷却効果を7万回以上の気温測定で裏付けを取ったもののようです。

Googleが「樹木を植えた方がいい場所」をマッピングして植樹計画をサポートするツールを開発

地球温暖化が進むことにより、特にヒートアイランド現象の影響を受ける都市部では、多くの人が健康を崩したり熱中症になったりする可能性があります。そんな都市部の熱波を緩和するために重要なのが、街路樹や公園に植えられた木々です。Googleは都市設計者が植樹を効率的に行うことをサポートするため、樹木を植えた方がいい場所を自動で

gigazine.net

↑より引用
地球温暖化が進むことにより、特にヒートアイランド現象の影響を受ける都市部では、多くの人が健康を崩したり熱中症になったりする可能性があります。そんな都市部の熱波を緩和するために重要なのが、街路樹や公園に植えられた木々です。Googleは都市設計者が植樹を効率的に行うことをサポートするため、樹木を植えた方がいい場所を自動で識別できるツール「Tree Canopy Lab」をリリースしました。

グーグルもこのような取り組みを始めており、都市部における樹木に注目が集まっているようです。

ちなみにこんな逆の研究もあったりします。

アマゾン盆地、実は温暖化を助長している可能性、研究

アマゾンは地球温暖化にどのように寄与しているだろうか。CO2の吸収と放出だけでない、さまざまな影響を考慮したところ、実はアマゾンでさえ温暖化を助長している可能性が明らかになった。

natgeo.nikkeibp.co.jp

↑より引用
森林によるCO2吸収効果をその他の悪影響が上回る