【悲報】寄生虫「エキノコックス」、愛知県で犬の感染相次ぐ　人体に入ると重い肝機能障害

国立感染症研究所のページには現時点では情報が見当たりません

国立感染症研究所

www.niid.go.jp

エキノコックス症について

エキノコックス症について

www.mhlw.go.jp

診断と治療

(1) 臨床症状：
　体内に発生した嚢胞は緩慢に増大し、周囲の臓器を圧迫する。多包虫病巣の拡大は極めてゆっくりで、肝臓の腫大、腹痛、黄疸、貧血、発熱や腹水貯留などの初期症状が現れるまで、成人では通常１０年以上を要する。放置すると約半年で腹水が貯留し、やがて死に至る。
　発症前や早期の無症状期でも、スクリーニング検査の超音波、ＣＴ、ＭＲＩの所見から検知される場合がある。

(2) 診断：肝臓の摘出組織や生検組織から包虫あるいは包虫の一部の検出、血清から抗体の検出

(3) 治療： 外科的切除が唯一の根治的治療法

的確な治療を受けないと死に至る病のようです…。

自治体、医療機関向けの情報として2018年にはこのような情報がでています。

2018年03月28日掲載 PDF 【事務連絡】愛知県知多半島の犬におけるエキノコックス（多包条虫）感染事例について（情報提供） [619KB]

「厚生労働省健康局結核感染症課」が「愛知県健康福祉部保健医療局」に対応を求めた資料も含まれています。

↑より引用
○ 動物の調査を強化し感染状況を把握すること
○ 飼い犬の感染が不安な住民に対し動物病院の受診を勧奨すること
○ 以下について、住民に対し注意喚起すること
・感染した野ネズミを食べて感染するため、飼い犬は放し飼いをしないこと
・人への感染防止のため、沢や川の生水は煮沸してから飲むようにすること、山菜等は良く洗ってから食べること、野生動物との不用意な接触をしないこと
○ 住民からの健康相談に対し、医療機関の受診を勧奨すること、また、必要に応じて、診断に係る検査体制を整備すること

愛知県の対応はどうだったのでしょうか？
対応しても追いつけないレベルの感染症だったのでしょうか？?

愛知県のホームページより関連情報

エキノコックス(多包条虫)調査－検査結果月報｜愛知県衛生研究所

www.pref.aichi.jp

↑より引用
令和3年9月の検査件数は13検体で、すべての検体でエキノコックス虫卵および遺伝子は検出されませんでした。今後も、随時エキノコックス検査結果情報を本ページに報告の予定です。

愛知県内でエキノコックス陽性犬が発見された地域｜愛知県衛生研究所

www.pref.aichi.jp