「病は気から」と慣用句で言うように、心の持ちようや考え方によって病気などの症状が変化するという考えがあります。
実際には効用などないはずなのに効果が見られるプラシーボ(偽薬)効果の一種とみられる一方で、心理状態が病気に与える影響を実証する研究もあり、ハーバード大学の心理学者が2023年12月に発表した研究では、傷が治る時間にも精神的な要因が影響し「時間が長く進んでいる」と感じるほど治癒が進むことが発見されました。
Physical healing as a function of perceived time | Scientific Reports
https://www.nature.com/articles/s41598-023-50009-3
(以下略、続きはソースでご確認ください)
Gigazine 2024年03月21日 06時00分
>>速い時間条件
>>
>>治癒観察期間の知覚時間は 56 分で、時計時間は 28 分でした。実験者は、参加者がこのセッションでは「8 分」ごとに治癒調査を完了するように指示されたことを除いて、上記の通常時条件と同じ手順に従いました。タブレットのタイマーを通常の 2 倍の速度で実行するように変更することで、知覚される時間を操作しました。
(by Google translater)
同じ時間でも「長い時間がたった」と認識していると傷の治りが進むという研究結果、時間の認識が傷の治るスピードに影響を与える可能性https://t.co/VaxTu5T28x
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) March 20, 2024
ナゾロジーさんでも記事にしているようです。
Peter Aungle氏のハーバード大学のプロフィールページはこちら↓
↑より引用 DeepL翻訳
心理学博士。主な研究テーマは、身体的健康に対する心理的影響、例えば診断ラベルが病気の軌跡や転帰に及ぼす影響などである。
ご本人のtweetより
New article out in The Gazette about my recent physical healing paperhttps://t.co/R0kqkNVOR3
— peteraungle (@peteraungle) March 1, 2024
The Gazetteに私の最近のフィジカル・ヒーリングに関する新しい記事が掲載された。
The Gazetteはハーバード大学の公式ニュースサイトである「The Harvard Gazette」の事です。
大学院生でお若い方のようです。日本語訳サイトにはない情報もあります。
↑より引用 DeepL翻訳
人間の健康に対する心理的影響は、従来、感情(例えば、風邪で倒れたストレスフルな一週間を終えること)や行動(新鮮な野菜を食べること、ヨガのクラスに参加すること)への影響という観点から理解されてきた。アングルが言うように、彼の発見は、”抽象的で概念的な信念でさえ、私たちの身体がどのように働くかを有意義に形作ることができる “ことを示唆している。
プラシーボ効果も馬鹿にできないのかもしれません。なんだか寿命が縮んでしまいそうな気もしますが(;’∀’)
傷を治すのも、やろうと思えば早く治せるけど、なんらかの制限があって
ゆっくり時間をかけて直すようになってるのかもな
時間が長く進んでいると感じる状況では患部の体温が僅かに高くなるなど治癒に影響のあるパラメータに違いがある
ただし、体温が影響しているのかその他の要因かはまだ分からない
『るろうに剣心』の緋村剣心の頬に有る十次傷とか
朝だと思ったら1時間しか経ってなかったとか
予め傷つくことで身体反応が惹起されやすくなってる
↑より引用
いわゆるプラシーボ効果を分かりやすく置きなおした慣用句であり、「うそも方便」「病は気で勝つ」などのことわざに類する[2]。
緩くなったり急流になったりするんだ
流されているモノは一定に刻まれる時間なのだが
意識は時間の緩急を感じ取って長い1日や短い1日が発生するんだよ
なんか知らんがその説は好きだわ
自分の脳味噌のクロック数が落ちてるんだろうなという感覚はある
体感時間と老化の進行って何か論文あったっけ
みたいな展開が普段から起こっているってことか?
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