【細胞生物学/iPS】ヒトとサルの細胞あわせもつ「キメラ」を米中チームが作製　倫理的な懸念も

▼追加ソース

ヒト幹細胞をサルの胚に入れ培養　倫理面で問題視も - BBCニュース

ヒトの細胞を含んだサルの胚が、研究施設でつくられた。15日付の米科学誌セルで発表された。これを受け、生命倫理をめぐる新たな議論が沸き起こっている。

www.bbc.com

↑より引用
パンドラの箱を開ける
オックスフォード大学のジュリアン・サヴレスキュー教授は、今回の研究が「ヒトとヒト以外のキメラというパンドラの箱を開ける」ものだと述べた。
「今回の胚は成長20日目に破壊されたが、ヒトとヒト以外のキメラが開発されるのは時間の問題だ。おそらく移植用臓器をつくる目的で実行されるだろう。それがこの研究の長期的目標の1つになっている」

米科学誌「セル」のページを探してきました。気になる方はこちらから

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www.cell.com

↑より引用
We also uncovered signaling events underlying interspecific crosstalk that may help shape the unique developmental trajectories of human and monkey cells within chimeric embryos. These results may help to better understand early human development and primate evolution and develop strategies to improve human chimerism in evolutionarily distant species.

元の記事には無い情報として「種間クロストークの基盤となるシグナル伝達」に関する成果もあったようです。
今後の研究は加速していくかもしれません。