【エネルギー】政府が次世代型原発の建設検討へ方針転換　ネット「どこに作る？」「次世代原発って？」「日本って核に祟られてる」

岸田首相が次世代型原発の開発・建設検討を指示へ。電力不足や脱炭素の遅れといった構造的な課題の対策との位置づけです。既存原発の再稼働は2023年夏以降17基をめざします。#日経特報https://t.co/zT61pXgxvU

— 日本経済新聞 電子版（日経電子版） (@nikkei) August 24, 2022

関連株は既に動いているようです。

岸田首相、次世代原発の開発・建設を検討するよう指示－報道

岸田文雄首相が次世代型の原子力発電所の開発・建設を検討するよう指示するとの24日の報道を受けて、東京市場では三菱重工業など複数の原発関連企業の株価が上昇した。同日午後に首相官邸で開くＧＸ（グリーントランスフォーメーション）実行会議で明らかにするという。

www.bloomberg.co.jp

↑より引用
　　東京電力ホールディングスの株価は一時9.4%高の549円と大幅に反発。三菱重工株も一時７月８日以来の日中上昇率となる前日比5.5％高の5145円を付けた。ＩＨＩも同5.4％高の3630円と買われている。

影響するのはこのあたりの会議です。次世代原発というよりも「革新炉開発」のようです。

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/029.html

www.meti.go.jp

資料3　カーボンニュートラルやエネルギー安全保障の実現に向けた革新炉開発の技術ロードマップ（骨子案）（事務局提出資料）（PDF形式：1,957KB）PDFファイル【PDF】

↑より引用
⚫ 革新軽水炉は世界的にも建設・運転が進む既存軽水炉の技術の延長線上にあり、最も技術成熟度が高い。小型軽水炉も軽水炉の延長線上にあり、海外で 2030 年頃の初号機運転開始が計画されているが、初号機建設について不確実性もある。

政府期待の「革新軽水炉」...経産省、2030年代運転への「工程表」示す だが、「新増設せず」の従来方針と矛盾...原子力政策の見直し進むか？

岸田文雄政権が、原子力発電所の新増設や建て替えは想定していないという政府方針の転換に動き始めた。経済産業省の総合資源エネルギー調査会（経産相の諮問機関）の原子力小委員会が、「革新軽水炉」と呼ばれる最新技術を実装した大型原発（商用炉）について、2030年代に建設・運転開始する方向性を打ち出した。政府・与党が長年棚上げにし

www.j-cast.com

↑より引用
「次世代原発、稼働へ工程表」（日本経済新聞2022年8月10日朝刊）など、7月29日と8月9日に開かれた原子力小委を報じる各紙紙面には「次世代」の文字が躍った。

今回、原子力小委がまとめたのは「革新炉開発の技術ロードマップ（工程表）の骨子案」。政府方針を決めたというのではなく、議論のための技術的な土台となる「中間整理」という位置づけだ。

小型モジュール炉（SMR）や高温ガス炉（HTGR）というものもあるようです。
今までのものより安全性が高まるなら良い事なのですが、それでも一定のリスクがあるので難しい問題です。

電力危機に勝つ企業：次世代型原発ともてはやされるSMR開発に決定的に欠けているもの＝村上朋子 | 週刊エコノミスト Online

次世代型原発として注目が集まる小型モジュール式原子炉（SMR）。だが1970年代前後から開発されてきたものにもかかわらず、実用化に至っていないのが現実だ。 挑戦し続ける覚悟と信念が開発者にはあるのか

weekly-economist.mainichi.jp

米国のダウ社、X-エナジー社製小型HTGRの建設に向け基本合意 | 原子力産業新聞

米ミシガン州に本社を置く素材関連企業のダウ（Dow）社は8月9日、メキシコ湾沿いの同社施設の一つでX-エナジー

www.jaif.or.jp