【ポリオ拡散 NY州が緊急事態宣言】https://t.co/stbfTiMtTU
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 9, 2022
ポリオとは?
↑より引用
病気の概要ポリオ(急性灰白髄炎)は脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウイルスによって発生する疾病です。名前のとおり子ども(特に5歳以下)がかかることが多く、麻痺などを起こすことのある病気です。
主に感染した人の便を介してうつり、手足の筋肉や呼吸する筋肉等に作用して麻痺を生じることがあります。永続的な後遺症を残すことがあり、特に成人では亡くなる確率も高いものとなっています。
<略>
急性灰白髄炎にかかった場合ポリオウイルスに感染した場合、弛緩性麻痺を起こす割合は1%以下とされていますが、麻痺性の急性灰白髄炎を発症した場合には、一般に2~5%のお子さんが亡くなってしまうといわれています。また、特に成人の場合は重くなりやすく、15~30%の方が亡くなってしまうといわれています。
なかなか怖いウイルスのようです。
ニューヨークタイムズより。
↑より引用 DeepL翻訳
ニューヨーク州で7月、約10年ぶりにポリオの感染者が確認されました。当局によると、ロックランド郡のワクチン未接種の男性が、2000年以降米国では投与されていない経口ポリオワクチンを接種した人から排出されたウイルスに感染したとのことです。経口ワクチンは安全ですが、弱毒化した生きたウイルスが少量含まれており、地域社会でワクチン接種が不十分な場合に循環し、強化される可能性があります。
どうやらこの記事によると経口ポリオ(OPV)を接種した人間からワクチン未接種者にうつった可能性があるようです。
過去に生ワクチンを接種した人のポリオが体内で活性化?したのか、海外から来た生ワクチンを接種した人間(あるいは感染者)から持ち込まれたかは不明です。
海外渡航時の可能性も?
日本のほうが生ワクチンの接種中止が12年も遅れているのでリスクは高いのかもしれません。
不活化ポリオワクチンは、不活化した(殺した)ウイルスからつくられています。
「不活化ワクチン」は、ポリオウイルスを不活化し(=殺し)、免疫をつくるのに必要な成分を取り出して病原性を無くしてつくったものです。ウイルスとしての働きはないので、ポリオと同様の症状が出るという副反応はありません(ただし、発熱など、不活化ワクチンでも副反応が生じることがあります。)。その他、百日せきや日本脳炎のワクチンが不活化ワクチンです。2012(平成24)年9月1日から生ポリオワクチンの定期予防接種は中止され、不活化ポリオワクチンの定期接種が導入されました。
日本では2012年から生ポリオワクチンは中止されているようです。
米CDCを見てみると…。
↑より引用 DeepL翻訳
OPVは、1株、2株、または3株の弱毒化した生ポリオウイルスを含む安全で効果的なワクチンで、内服薬の形で投与されます。OPVは、腸管に免疫を誘導することでウイルスの増殖を止めるため、米国を含む世界中の野生ポリオウイルスの撲滅に役立っています。VDPVは、ポリオワクチンの接種者が少ない場合に出現し、OPVによる弱毒化されたポリオウイルスが、免疫のない人々の間で蔓延します。米国は 2000 年以来、不活化ポリオ ウイルス ワクチン (IPV) のみを使用しています。
アメリカの方が早く禁止しています。なんで拡散しているのでしょうか?
というか日本はなぜ12年遅れている?(;’∀’)
↑より引用
野生株ポリオによる病気の減少と、経口生ポリオワクチンによる発病のため、安全性の観点からもポリオワクチン由来株不活化ワクチンの方が優れている。不活化ポリオワクチンを接種した時、野生株ポリオウイルスに曝される小さなリスクは残るものの、不活化ワクチンは、経口生ポリオワクチンに比べて胃腸免疫性の獲得が少ないが、神経系組織からのウイルスの感染を防ぐ要因は高く、1950年代中期のポリオワクチンの広がりは、多くの工業国の間で急性灰白髄炎の減少となった。2000年のアメリカ、2004年のイギリスの経口生ポリオワクチンの使用が中止されたものの、世界中の多くの国では使用され続けていた[12][13]。
何か闇を感じます。
↑より引用
保健当局によると、ニューヨーク市の生後6カ月から5歳までの子どものうち、ポリオワクチンを3回接種している割合は86.2%にとどまり、この数字は2019年から低下している。米国の2歳児で3回接種している割合(92.6%)を下回っている。
国立感染症研究所の日本の予防接種スケジュールより。
定期/臨時予防接種スケジュール[2022年9月6日~]【PDF】
IPV=不活化ポリオワクチンは無料で受けれる努力義務のある「定期接種(類疾病)」に分類され、出生後3カ月から接種を受けれるようです。
恐らくは多くの日本人が接種済みだと思われますが、数字を見つけることはできませんでした。
日本医師会より。
↑より引用
またポリオのワクチンを飲んだ人の便からは、弱毒のワクチンウイルスが、1~2カ月間排泄され続けますが、これがポリオの免疫のない人の口から入ってしまうことがあります。その多くは、ワクチンを飲んだことと同じで免疫がなかった人に免疫が出来てしまうことになりますが、ワクチンの場合とやはり同じで極めて稀に自然のポリオと同じ症状が現れてしまうことがあります。またワクチンを飲んだ人の便から現れる弱毒のウイルスが、遺伝子の構造上毒性が自然のポリオウイルスに近い形の変異株となっていることもあります。これらをあわせて、ポリオのワクチンを飲んだことのある人の家族などからポリオと同じ症状が現れてしまうことが日本ではこれまでに約580万回の接種あたりに1件ほど出ています。現在日本では、これらの極めて稀なポリオの副反応をさらに少なくするため、新しいワクチン(不活化ワクチン)の開発が進行中です。
新ワクチンも開発中とのことです。そのうちmRNAもでてくるのでしょうか?
昨日、PoliPoliの主催で、「グローバルヘルス」をテーマに、ビル・ゲイツさん、Z世代の皆さんと一緒にミーティングをさせていただきました!#かつのぶフレーム@BillGates@hfa_jp@polipoli_vote pic.twitter.com/2LhyMkJ93d
— 加藤勝信 (@KatsunobuKato1) August 19, 2022
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