福岡県は新型コロナウイルスについて2月25日までの1週間に198カ所の医療機関で1,330人の感染が定点把握されたと発表しました。前週比は73%になっています。
1医療機関あたりの平均となる定点当たり報告数は6.72人です。
地域別の感染者数は福岡市では364人、北九州市では233人、久留米市では49人、3市を除いたその他の地域では684人となっています。
前回の発表で定点当たり報告数が25.13人と高めだった福岡市早良区は14.75人と減少しています。
3週続けての減少となりました。
警報レベルが続くインフルエンザは前週比65%、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が前週比86%でした。
↑より引用
定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
モデルナのデータより九州・沖縄の推計値(過去1月分)
福岡県におけるCOVID-19ゲノム解析結果(令和5年5月8日以降) 2024年2月27日時点【PDF】
第7週のデータになります。前週に続いてJN.1系が上位です。
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▼行政発表など 福岡県
定点当たり報告数 福岡県 6.72人
定点数:198カ所
感染者数:1330人
▼行政発表 福岡市
定点当たり報告数 福岡市 7.14人
定点数:51カ所
感染者数:364人
▼行政発表 北九州市
定点当たり報告数 北九州市 6.66人
定点数:35カ所
感染者数:233人
新型コロナウイルスによる学年閉鎖・学級閉鎖は令和6年2月22日に「門司区 門司中央小学校」が学級閉鎖になっています。
インフルエンザによる学年閉鎖・学級閉鎖は相変わらず発生しており、22日からの一週間で31校あるようです。
順調に減少はしています。
34校→23校→44校→83校→63校→90校→91校→46校→1校→0校→0校→21校→54校→86校→128校→71校→45校→31校
▼行政発表 久留米市
更新日は変わっていますが詳細な情報はなさそうです。
上記、福岡県のデータより作成
定点当たり報告数 久留米市 4.45人
定点数:11カ所
感染者数:49人
https://news.yahoo.co.jp/articles/b579b60d0b4d0acf9ccff55798e82a642cc2e7c4
「注意していたのに、とうとう新型コロナウイルスに感染してしまった」という声が相次いだ第10波。東京・品川区の荏原医師会の木内茂之会長(59)に第10波の傾向と、今後も繰り返すかもしれない感染の波から身を守る対策を聞いた。
「何度も感染します。2度目、3度目という患者がきます」
レトロな町並みが続く旧中原街道近くの地域密着型病院で診療を続けてきた木内院長が警告する。
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20240111/med/00m/070/002000d
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の一部では、ウイルスが腸内に数カ月にわたり残存し、この残存ウイルスがセロトニン濃度を低下させ、それがlong COVIDの一因となっているようだ。このメカニズムにより、倦怠感、ブレインフォグ、記憶力低下などの症状を説明できる可能性があるという。米ペンシルベニア大学ペレルマン医科大学院のMaayan Levy氏らによる研究結果であり、詳細は、「Cell」10月26日号に掲載された。
https://forbesjapan.com/articles/detail/69339?read_more=1
新型コロナウイルス感染症の後遺症(ロングコビッド)は、感染時に体内でつくり出される抗ウイルスたんぱく質と関連している可能性があることが、最新の研究で明らかになった。研究チームはコロナ後遺症の根本的な治療薬の開発につながることに期待を示している。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/14f45bbaf862652d0c4c6604367ae0e19ea38385
ウイルスの「持続感染」
約9万人のウイルス配列を解析した結果がトップジャーナルであるネイチャー誌に掲載されました(2)。
これによると、少なくとも30日間持続する高力価の新型コロナウイルスを有する381人のうち、54人が少なくとも約2か月持続するウイルスRNAを有しているようです。つまり、体内でウイルスの複製が持続しているという意味です。
感染者全体で推定すると0.7~3.5%が30日以上、0.1~0.5%が60日を超えて持続感染することが分かりました。つまり、29~100人に1人が、1か月以上持続感染していることを意味します。
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