▼追加ソース
↑より引用
さらに、先月、北アフリカから帰国した50代の男性が、これまで国内で確認されていない「C36」という新たな変異ウイルスに感染している疑いがあることも報告されました。「C36」型変異ウイルスは、インド型と同じL452Rという変異に加え、別の変異を持っていて、アフリカや欧米で一定の広がりを見せています。
気になる「C36」についてですが、調べてみました。
マスコミの情報が少なすぎる為、はっきりしませんが「欧州疾病予防管理センター」の「Variants under monitoring」に載っています。
「C.36+L452R」という名称で変異はL452R, D614G, Q677Hとなっています。
現時点では監視中の変異株に分類されています。
「L452R」は元の記事にもあるようにインド型「B.1.617.2」の変異です。「日本人の免疫を低下させる」などと言われていました。
「B.1.617.2」は懸念される変異株 (VOC)に分類されています。
「D614G」は昨年ニュースになっていました。感染力の増加につながっています。
イギリス型、南アフリカ型、ブラジル型、インドの三重変異株が持っている変異です。
「Q677H」はナイジェリアやイギリスで見つかった「B.1.525」などにある変異です。
「B.1.525」は関心のある変異株 (VOI)に分類されています。
弱くなったとは思えませんが、2020年12月に検出されてから「監視中の変異株」のままなので、それほど凶悪ではないのかもしれません。
また「C.36.3」と呼ばれる変異株もあるようで、こちらかもしれません。
こちらの場合は最近見つかったものなので調査中となっています。
イギリス政府のページによると
↑より引用
New Variant Under InvestigationA further variant, VUI-21MAY-02 (C.36.3), has been designated as a Variant Under Investigation (VUI) on 24 May on the basis of the mutation profile and increased importation from a widening international area.
There have been 109 cases of VUI-21MAY-02 dispersed across the country to date. The C.36.3 variant was first detected in Thailand, in cases who had travelled from Egypt.
調査中の新亜種
5月24日、VUI-21MAY-02(C.36.3)という新たな変異体が、その変異プロファイルと、国際的に拡大している地域からの輸入の増加を理由に、調査中の変異体(VUI)に指定されました。
VUI-21MAY-02は、現在までに全国で109件の症例が報告されています。C.36.3の変異体は、エジプトから渡航した患者の中で、タイで初めて検出されました。
↑より引用
タイ型変異株?イギリスで109人から「C.36.3」を検出英国公衆衛生サービス(Public Health England)は2021年5月27日、VUI-21MAY-02(C.36.3)という新型コロナウイルス変異株が109人から検出されたと発表しました。
追記:C.36.3の方だったようです。未知の部分が多いので少し危険度が上がった気がします。
マスコミの中途半端な報道もどうかと思ってしまいますが…。
↑より引用
L452R変異があるが、インドなどで広がるデルタ株ではなく、欧米やエジプトなどで確認されている変異株(C.36.3)の特徴が確認されている。都は今後、国と連携してゲノム解析を進める。
コメント一覧