サバ、アジ、カツオ、サケ、イカなどの魚介類には寄生虫アニキサスが潜んでおり、生食の際に食中毒の原因となります。
熊本大学産業ナノマテリアル研究所の浪平 隆男准教ら研究チームは、株式会社ジャンパン・シーフーズと共同で、パルスパワーを用いた新しいアニキサス殺虫方法を開発しました。
瞬間的に大電流を流して殺虫するため、魚身の品質を保持できるというメリットがあります。
研究の詳細は6月22日、熊本大学のプレスリリースに掲載されました。
（以下略、続きはソースでご確認下さい）
ナゾロジー 2021.06.24
装置のコストダウンが出来れば
それこそ需要が凄いでしょうな
▼追加ソース
↑より引用
パルスパワー（Pulse powerまたはPulsed power）とは、蓄積したエネルギーを短時間でパルス的に放出することである． 仕事率（パワー）は，単位時間あたりのエネルギーの変化で表されるため，長時間に低い仕事率で蓄えたエネルギーを短時間に放出することで高い仕事率を得ることができる． 例えば，電気回路では，コンデンサに低電力でゆっくりと電荷を蓄積し（充電），短時間で放電することにより大きな電力を発生させることができるため，カメラのフラッシュ（エレクトロニックフラッシュ）や自動体外式除細動器などに応用されている．
↑より引用
冷凍よりも魚身の品質を保てることから、冷凍に代わるアニサキス殺虫方法として非常に有用であると考えます。しかし、さらに実用化を進めるには、コスト面でまだ改善の余地があり、より低コスト、省エネルギーで殺虫処理できる条件を検証し、大量処理可能な装置開発を目指します。
熊本大学産業ナノマテリアル研究所のページにそれらしい装置がありました。
「40Jパルスパワー発生装置」特注品（明電舎製）となっています。
↑より引用
当該装置は、半導体スイッチに高速サイリスタを用いたオールソリッドステート型のパルスパワー発生装置。 パルス当たりのエネルギーは最大40J、最大電圧は120000Vに達し、µsオーダーのパルスを毎秒40回高い安定性で発生できる。
美味しく安全にお刺身が食べれるならうれしい装置ですね。
この特注品の装置ですと、相当お高くなりそうですが、さらなる発展を期待したいところです。
油脂が酸化や変異を起こしてないのか？
一瞬なら気絶するだけとかはないんか？
細菌や寄生虫は圧力に耐えられずにみな死ぬ。
あるいは、塩水に強力な超音波をぶち込んでやると細胞が破壊されてしまう
（しかし魚肉の味も悪くなるかもしれん）。
細菌やウイルスには無理でしょうw
雷みたいな？
おもしろいけど刺し身が煮えたりしないの？
電極が接する部分だけ焼けると思う
死骸でもやべーんだよ
これが普及して目視除去されなくなるとヤバいかも
アレルゲン摂取過剰で発症する人増えるかもね
まあ品質が保持できるんならすばらしいな
サバカツオでやばいのはヒスタミンだろ
↑より引用
ヒスタミンが生成された食品を喫食することで起きる食中毒としてヒスタミン食中毒がある[18]。なお、Morganella morganiiによると考えられる、血小板輸血後の敗血性ショック症状も報告されている[19]。
最近の冷凍技術は凄いから、それでいい。
そこまで手間をかけて刺身で食べる価値があるか？
昔なら生で食べたら漁師にバカにされるような類いばかりだが
もっとも、サバは養殖でアニフリーなのがすでに市場にあるし（知らない人が大半だろう）
美味いイカのアオリやケンサキは元々アニと無縁だから現状で十分
スルメの刺身なんて悲しすぎる
↑より引用
卵から出荷まで管理された餌を食べているので、食中毒の原因となるアニサキス（寄生虫）のリスクを低減できます。令和2年10月現在で7万尾以上出荷しましたが、アニサキスの発見例は0件でした。
熊大のプレスリリース
>パルスパワーとは、200V（もしくは100V）の電源から電気エネルギーを一旦コンデンサへ蓄積し、これらをマイクロ〜ナノ秒レベルで取り出すことで得られる瞬間的超巨大電力のことです。
アニサキスは4回経験した。
痛いけれど、4日の戦い。完全回復は1週間。
例外すぎてどうでもいい
原理は同じだと思うけど
もっと電圧がすごい
サバ折りをしたサバがそのまま食える
コメント一覧