https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2020/06/18/%E9%A1%94%E3%83%A2%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%82%AF-w1280.jpg
見えていいものと、悪いものがある…。
SNSで一番大事なのはプライバシーの保護ですから、シェアされる画像や動画に映りこむ人の顔を隠すのは、もはや常識です。
ところが、デューク大学の研究者が、モザイク処理で隠された顔をほぼ完全に復元できる新しいツールを開発してしまいました。
究極の画像処理ツールがあるとすれば、そのひとつはディテールや鮮明さを失わず、「いかにも人工的」っぽい感じも出さずに、
デジタル画像の解像度を高めることができるツールになるでしょう。
<中略>
しかし、解像度の低い画像ではかなりのディテールが欠落している場合があるので、解像度を上げる作業の結果、ぼんやりのっぺりした外観になりがちです。
そんなデメリットを解消すべく、デューク大学の研究者チームは”Pulse(Photo Upsampling via Latent Space Exploration)”というまったく新しいAIツールを開発しました。
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2020/06/18/%E9%A1%94%E3%83%A2%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%82%AF2-w1280.jpg
デューク大学のPulseチームによる実験。上段が元画像、中段が解像度を落としたもの、下段がPulseで再度解像度を上げた画像。
■PulseはAIの「想像」で画像を高解像度化する。
実は、Pulseというのは「画質の低い画像の解像度を上げ、真実の姿に近づける」という処理をするツールではありません。
データから特徴を学習し、存在しないデータを生成する「敵対的ネットワーク」をもとにしたAIを使い、本物っぽい顔をランダムに作り出すものなのです。
<中略>
Pulseが生成する画像は、まだ完全ではありません。オリジナル写真の高解像度版と、Pulseがオリジナル写真をもとに作った高解像度画像を比較すると、
やはり明らかな違いがあります(上の写真参照)。
ですので、現状このツールの使用は制限されています。
でもツールがもっと改良されれば、今はまだぼんやりとしか見えない宇宙の秘密の解き明かしたり、原子のような極小世界も解明できるようになるかもしれないと、
さまざまな分野での応用が期待されています。
ただ、これが一般ユーザに普及すると、あんなものやこんなものまで、モザイク処理が外されちゃうことになるので、ちょっと危険かもですね…。
その筋のプロもびっくり!!
AIで顔作れるのは前からあったしそれと変わらん
何度か繰り返したら色や髪型が微妙に違うだけで全く同じ顔になるんじゃない
顔がアジア寄りになって笑う
一方ロシアは黒塗りを使った
ナオミ・キャンベルになってるくらいのユニークは欲しいね
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