▼追加ソース
第34回ECNP年次会議のプレスリリースページです。他にも興味深い内容の研究がありますね…。
↑より引用
“Magic mushroom” anti-depressive psychedelic affects perception of music
Depressed COVID patients respond better than expected to antidepressants
Depression history written in the reactions of the brain
Intestinal drug shown to boost memory and cognition
Scientists find protein which indicates whether memories can be changed
Depressed adolescents’ brains shown to mute distressing information
Fast driver, fast life: genetics and everyday behaviour reflected in risky driving
抗うつ薬「マジックマッシュルーム」が音楽の知覚に影響を与えることが判明
うつ病のCOVID患者は抗うつ剤に予想以上に反応する
脳の反応に書き込まれたうつ病の歴史
記憶力と認知力を向上させる整腸剤を発見
記憶を変えられるかどうかを示すタンパク質が発見される
うつ病の青年の脳は、苦痛を感じる情報を消してしまうことが判明
高速運転、高速生活:危険な運転に反映される遺伝と日常行動
主任研究員のエイミー・ミルトン博士(Dr. Amy Milton)のケンブリッジ大学のページ
Interestsより
↑より引用
I study the neurochemical, molecular and intracellular basis of the reconsolidation process, for aversive (fear) and appetitive (addictive drug) memories. Using translationally relevant animal models of neuropsychiatric disorders, such as post-traumatic stress disorder and drug addiction, I also focus on using this knowledge of memory reconsolidation mechanisms to develop treatments for these disorders, based on the disruption of maladaptive memories.
興味
私は、嫌悪記憶(恐怖)と食欲記憶(中毒性薬物)の再固化プロセスの神経化学的、分子的、細胞内の基盤を研究しています。また、心的外傷後ストレス障害や薬物依存症などの神経精神疾患の動物モデルを用いて、記憶の再連結メカニズムに関する知識を活用し、不適応な記憶を破壊することでこれらの疾患の治療法を開発することにも注力しています。
所属部署は「心理学専攻」となっており、研究テーマは「認知・行動学的神経科学」「細胞・分子神経科学」となっています。
きちんとした専門家による研究で安心しました。
参考文献になっている次のページではこのようになっています。
↑より引用
We don’t see this leading to the sort of situation shown in the movies, like for example “Eternal Sunshine of the Spotless Mind”, where the protagonists can choose which memories to erase. But we hope that over time we will be able to identify the factors that make memories modifiable in animals and translate these to human patients.
映画『エターナル・サンシャイン・オブ・ザ・スポットレス・マインド』のように、主人公が消去する記憶を選択できるような状況になるとは考えていません。しかし、将来的には、動物で記憶を修正できる要因を特定し、それを人間の患者さんに応用できるようになることを期待しています。
夢の薬の完成までにはまだまだ時間がかかりそうです。全消去ならできそうな気もしますが?
ちなみに「Eternal Sunshine of the Spotless Mind」の邦題は「エターナル・サンシャイン」で次のような映画です。
↑より引用
「記憶除去手術」を受けた男女を主人公として、記憶と恋愛を扱った作品。原題は、劇中でメアリーが暗唱するアレキサンダー・ポープの詩にちなむ。
ミシェル・ゴンドリー、チャーリー・カウフマン、ピエール・ビスマスの3人は、この作品によって2004年度のアカデミー脚本賞を受賞した。
↑より引用
9 マッドパーの秘密 1968/11/28
彼は人間を原人化する『マッドパー』という薬品を使って、各地で人間蒸発事件を頻発させていたのだ。
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