【厚労省】「性的な関係迫られた」俳優やアナウンサーで1割以上が被害に　「過労死白書」で初の芸能界ハラスメント実態調査　ネット「闇を感じる」

厚労省の公式データはこちら↓

令和5年版過労死等防止対策白書（本文）

www.mhlw.go.jp

第3章　過労死等をめぐる調査・分析結果
2 労働・社会分野の調査（アンケート調査）［8.6MB］のＰＤＦの133頁目あたりに「ハラスメントの経験の状況」があります。

↑より引用
「羞恥心を感じる性的な実演をしなければならない」は、「俳優・スタントマン」の 8.3％が最も高く、次いで「声優・アナウンサー」の 2.9％であった、「性的関係を迫られた」は、「声優・アナウンサー」の 14.3％が最も高く、次いで「俳優・スタントマン」の 11.1％であった（第 3-2-3-10 図）。

「性的関係を迫られた」は図を見ると「美術家」9.3%、「文筆・クリエイター」9.1％と続いています。美術家などまでとは恐れ入りました(;’∀’)
伝統芸能がもっとも低く２％というのもイメージに合いません。口の堅さなども影響しているように見えます。

「性的な関係迫られた」俳優やアナウンサーで1割以上が被害に。「過労死白書」で初の芸能界ハラスメント実態調査（ハフポスト日本版） https://t.co/xV0QDwrlJc
今の日本なら「自分が好きで選んだ仕事だろ？嫌なら辞めれば良い」とか、言われそう。

— 鈴木和博 (@saru092117) October 18, 2023

厚労省の過労死等防止対策白書で浮き彫りになった芸能界内での現代的形態の奴隷制。セクハラや性的搾取の他に強制労働に近い環境で働いている方々がいる事に懸念を表明します。ただこの実態は芸能界に限られません。ビジネスと人権の認識を各業界、企業で高める事が急務です。https://t.co/xhRXONfXbd

— UN Special Rapporteur Tomoya Obokata (@TomObokata) October 13, 2023

大手メディアは触れていないのかと探してみましたが浅い部分にしか触れていませんでした。

「必要以上に体を触られた」６・６％　芸術・芸能業界、声優や俳優は１０％超　過労死白書

令和５年版の過労死等防止対策白書は、芸術や芸能の業界を重点分野とし、セクハラや長時間労働の問題を挙げた。フリーランスの働き手が多く、ある当事者は「自分たちが労…

www.sankei.com

↑より引用
ハラスメントに関する質問で全体の６・６％が「仕事の関係者に必要以上に体を触られた」と回答。声優や俳優はいずれも１０％を超えた。幸福感は他業種よりも高い傾向が見られた。業界の現状に関し、現代美術家の笠原恵実子さん（６０）は「ハラスメントに慣れて当たり前と考え、次世代に継承されてしまう」と危惧する。

俳優や声優、２割超がセクハラ経験　適正な契約を後押し―政府白書：時事ドットコム

政府が１３日閣議決定した２０２３年版の「過労死等防止対策白書」で、芸術や芸能従事者が受けたハラスメントの実態が明らかになった。セクシュアルハラスメント（性的嫌がらせ）に関しては、俳優・スタントマンと声優・アナウンサーの２割超が経験があると回答。特に声優・アナウンサーでは４人に１人が被害経験を訴えた。

www.jiji.com

↑より引用
　調査は昨年１０～１２月に芸術・芸能従事者６４０人に対して実施。回答があった人のうち、「仕事の関係者に必要以上に身体を触られた」「性的関係を迫られた」といったセクハラ経験がある人の割合は、最も多い声優・アナウンサーで２５．７％、俳優・スタントマン２０．４％、文筆・クリエイター１６．７％が続いた。