【尼崎の全市民情報入り】USBを紛失したのは再々委託先と訂正「社員ではございませんでした」　ネット「中抜き日本」「人材不足≒多重下請け構造」「マルチ商法みたい…」

複数のメディアが報じています。“個人の特定につながる規模”というのがなんとも…。

協力会社の委託先が紛失　尼崎市民４６万人の情報入りＵＳＢ

兵庫県尼崎市の全市民約４６万人の個人情報が入ったＵＳＢメモリーが一時紛失した問題で、市から業務委託された情報サービス会社「ＢＩＰＲＯＧＹ」は２６日、メモリーを…

www.sankei.com

↑より引用
ＢＩＰＲＯＧＹは２３日と２４日の記者会見で、メモリーを紛失したのは「協力会社の社員」と説明していた。その後、誤りが判明したという。「協力会社の委託先」の企業名は「個人の特定につながる可能性があり、控える」としている。

BIPROGY株式会社

BIPROGY株式会社のウェブサイトです。ソリューション・サービス、企業、IR、採用、サステナビリティ、CSR、セミナー・イベント情報などを掲載しています。BIPROGYグループは「先見性（Foresight）」と「洞察力（insight）」で、業種を越えたビジネスエコシステムの中核となって、社会課題を解決する革新的な

www.biprogy.com

【重要なお知らせ】住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付における個人情報を含むUSBメモリの紛失に関する報告の修正について【PDF】

↑より引用
３．訂正の補足
弊社は「臨時特別給付金対応業務委託」の一部を株式会社アイフロントに再委託しておりましたが、その後の事実確認により、USB メモリを紛失した当該本人は、株式会社アイフロントからの委託先の社員であったことを確認しました。

謝罪のタイトルが「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付における個人情報を含む」が付いているのも気になります。“全市民46万人分の情報の入ったＵＳＢメモリーの紛失”と知らないと流失の規模を勘違いされそうですね。

当初はこれでした。

「【重要なお知らせ】兵庫県尼崎市における「個人情報を含むUSBメモリーの紛失」についてのお詫び」

ツイートも事件後の更新はないようです。風化待ち？

＼?DXの成功へ！ITインフラ成熟度診断?／

昨年10月よりITインフラの現状把握や目標設定をサポートする「ITインフラ成熟度診断」の無償提供を開始した #ユニアデックス。
今回は、サービス誕生の舞台裏を担当者へインタビューしました??

▼くわしくは #BIPROGYTERASU で?https://t.co/VvOepij3cK

— 【公式】BIPROGY株式会社 (@BiprogyInc) June 22, 2022

再委託先のアイフロントでは？

システム開発の株式会社アイフロント

www.aifront.co.jp

↑より引用
尼崎市役所様のＵＳＢ紛失事故について

尼崎市役所様のＵＳＢを紛失したのはアイフロントの社員ではございませんでした。
ですが、弊社委託先の所属社員が起こした紛失事故であるため、
今後、ＢＩＰＲＯＧＹ社と共同で調査を実施いたします。
関係者各位には多大なご心配をおかけいたしました。

新事実のように「社員ではございませんでした」となっていますが知らないはずはないかと…。
ＢＩＰＲＯＧＹこと日本ユニシスや尼崎市が知っていたかは不明です。

アイフロントの特長

www.aifront.co.jp

↑より引用
大手にはない柔軟ある対応

どんな案件にも対応できる豊富な人材を配置することができ、お客さまに融通の利くサービスを提供しております。
また、パートナー企業とタッグを組んで、あらゆるジャンルの開発に対応します。

この記事が事実ならば、どうやら市ではなくビプロジーが黒のようです。

個人情報入りＵＳＢ紛失、業者が無断で「再委託」繰り返す…市「報告なく契約違反」

【読売新聞】　兵庫県尼崎市の全市民約４６万人分の個人情報が入ったＵＳＢメモリーが紛失した問題で、市から業務を受託した情報システム会社「ＢＩＰＲＯＧＹ（ビプロジー）」（旧・日本ユニシス）が協力会社に一部業務を委託する際、市の許可を得て

www.yomiuri.co.jp