【佐賀】新型コロナ交付金での「誓いの鐘」設置取りやめに山口知事「仕方ない」　SNSで批判した男性呼び出しも…

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佐賀県が新型コロナの交付金を活用し差別をなくすための鐘を設置しようとした問題で、
県議会は16日、「鐘」の設置を取りやめる修正案を可決しました。
山口知事は「仕方ない」と話しています。

●自民党・川崎常博県議
「差別解消にどれほどの効果があるのかということに理解ができません」

佐賀県議会の本会議では16日、最大会派の自民党から補正予算案の修正案が出され、全会一致で可決・成立しました。

国の新型コロナ対策交付金を活用した事業のうち、偏見や差別をなくすための「誓いの鐘」の設置を削除し、
関連する費用約779万円を減額します。

佐賀県の交付金の使いみちをめぐっては県民から批判が相次ぎ、県には15日までにメールや電話で
約300件の意見が寄せられていました。

●佐賀県・山口祥義知事
「議会の方で議論されて、判断されたことなので、まあ仕方ないなと」
「佐賀県民の心の中に誹謗中傷をこれからしないという『心の鐘』みたいなものができていただければなと思いますし」

一方、交付金を使って体育館の電光掲示板を購入することや、トイレを洋式化する事業については、
「財政が厳しい中いろいろな県民の声に向き合っていかなければならない」と述べ、問題がないとの認識を改めて示しました。

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