【新型コロナ】変異株イプシロンは免疫を突破する能力を有している事が判明…　変異は「L452R」「D614G」

Epsilonについて調べてみました。

SARS-CoV-2 variants of concern as of 1 June 2023

ECDC regularly assesses new evidence on variants detected through epidemic intelligence, rules-based genomic variant screening or other scientific sources.

www.ecdc.europa.eu

「B.1.427/B.1.429」と呼ばれています。

変異箇所はL452R, D614Gの２つ。あれ？　少ない。

D614Gは昨年ニュースになっていました。感染力の増加につながっています。この変異は既に色々な変異株に見られるメジャーなものです。

【コロナ】マレーシアで感染力10倍の変異株「D614G」を確認　インド、フィリピンから流入か？

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L452Rはインドで変異したデルタ株で有名になった変異です。

【新型コロナ】インド変異株の「L452R」は日本人の免疫を低下させる！？　日本人にとって他の変異株よりも危険な可能性も

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デルタ株こと「B.1.617.2」は４つの変異があります。イプシロンの変異に２つ加わっている形ですね。

L452R, T478K, D614G, P681R

正直なところ変異箇所を見ただけでは、デルタ株よりも弱そうに見えます。
そもそもデルタ株は「懸念される変異株(VariantsofConcern;VOC)」に分類されており、イプシロンは警戒度が１つ落ちた「注目すべき変異株(VariantsofInterest;VOI)」に分類されています。

一時期、話題になっていたインドの三重変異株のように、恐れすぎては肩透かしを食らうかもしれません。
まあ、免疫回避と呼ばれる「L452R」があるだけでも脅威とはいえるでしょうが、既に国内で拡がっている「デルタ株」の方が恐ろしく思えます。

【新型コロナ悲報】インドで三重変異株を確認　感染力が強く、免疫をすり抜ける可能性　「E484K」「D614G」「H146delとY145del アミノ酸欠失」

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www.hokkoku.co.jp

↑より引用
　県によると、「Ｌ４５２Ｒ変異」はデルタ株のほか、米国由来の「イプシロン株」にもみられる。