【台風8号発生】
7月23日(金)21時、南鳥島近海で台風8号(ニパルタック)が発生しました。
来週前半の27日(火)頃、本州に接近・上陸するおそれがあるため、大雨や暴風に警戒が必要です。https://t.co/klbW2g6LfM
※予報円の大きさは勢力ではなく進路の不確実性を示します。 pic.twitter.com/s10LAI8vF9— ウェザーニュース (@wni_jp) July 23, 2021
↑より引用
2000年に台風委員会により制定された台風の国際名のひとつ。台風番号、第93号。ミクロネシアによる命名。コスラエ島の有名な戦士の名前から。
ユネスコ世界遺産センター(https://whc.unesco.org/)のページ内にあるPDF資料にこんなものがありました。20MBとサイズが大きいので確認される際には覚悟がいります。
ナン・マドール ミクロネシア東部の儀式の中心地。ミクロネシア連邦が世界遺産登録に向けて推薦するもの
ユネスコ登録の為の推薦資料のようですね。
↑より引用
likely Kosrae as oral histories on both Pohnpei and Kosrae attest. This was the homeland of the legendary Isokelekel (known as Nanparatak on Kosrae), who arrived on Pohnpei with an army of 333 men (a number drawn from the oral histories).
ポンペイとコスラエの両方の口承史料が証明しているように、この地はコスラエの可能性が高い。 ここは、333人の軍隊を率いてポンペイに到着した伝説のイゾケレケル(コスラエではナンパラタックとして知られている)の故郷です(口承による数字です)。
ニパルタックは「Nanparatak」と書くようです。DeepL翻訳ではNanparatakをナンパラタックと翻訳していますが同じものでしょう。
別名であるイゾケレケル「Isokelekel」を調べてみるとウィキペディアの「ナンマトル」でヒットしました。
ナンマトル(Nan Madol[注釈 1])は、ミクロネシア連邦のポンペイ州に残る人工島群の総称
↑より引用
初期のシャウテレウル朝は善政を敷いていたというが、次第に苛政へと転じ[12]、最後のシャウテレウル、シャウテムォイ (Saudemwohi) の治世をもって終焉を迎えた[32][35][注釈 5]。シャウテムォイは、島の最高神に当たる雷神ナーンシャペ (Nahn Sapwe)[表記 6] を迫害し、ナーンシャペが東方の伝説の地「風上のカチャウ」(Katau Peidak / Upwind Katau) に逃れざるをえなくした。ナーンシャペはその地の女性と結婚し、女性の双眼にライム果汁を差して妊娠させたという[32][12]。そこで生まれた英雄がイショケレケル[表記 7] (Isokelekel) で、彼は333人の仲間を引き連れてナンマトルに攻め上り、数年の戦いを経てシャウテレウル朝を終わらせたとされる[36]。敗れたシャウテムォイは魚に変身して逃げたとも[37]、捕らわれて殺害されたとも言われている[38]。イショケレケルはポンペイ島のマトレニーム地区を治めるナーンマルキとなったが、ポンペイの残りの4地区は18世紀までに別のナーンマルキが治め、現代に至っている[39]。
悪い王朝を滅ぼしたコスラエ出身の半神の英雄とのことです。
半神の英雄と聞くとヘラクレスを思い出します。
イゾケレケルで調べると色々と情報が見つかり、現代のポンペイ人の先祖であるとも言われているようです。
↑より引用
イソケレケルという戦士がサウデル王朝に対する反乱を引き起こしたことを示しています。 政権が崩壊した後、彼は司祭制度の確立など、ミクロネシアの生活様式にいくつかの重要な変更を加えました。 Isokelekelによって導入されたシステムは現代においてポンペイ島でまだ使用されています。
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