▼追加ソース
「AY.4.2.」については下のページで取り上げたイギリスで“Delta Plus”と呼ばれている変異です。
「デルタ・プラス」は特定の変異体を指すのではなく、デルタ株に新たな変異が加わったものの総称なのかもしれませんね。
↑より引用
英国ではデルタ型が主流ですが、最新の公式データによると、遺伝子配列が判明しているコヴィドの症例の6%が新しいタイプであることがわかっています。AY.4.2は「デルタ・プラス」と呼ばれており、ウイルスの生存に有利な変異を含んでいる。
情報が少なく、現在拡がりつつあるイギリスの「欧州疾病予防管理センター」にも情報がなく取り上げていませんでした。(WHOの初期対応がアレなのでイギリスの情報を重視して取り上げています。)
しかし他国であるイスラエルにも持ち込まれ始めたということなので情報不足ながら取り上げています。
↑より引用
同紙によると、「AY.4.2」は新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の一種で、元のデルタ株よりも感染力が少なくとも10~15%強い。
<略>
バルー氏はまた、AY.4.2は今のところ英国国内でのみ確認されているが、現在AY.4.2は、英国のすべての感染症例の約10パーセントを占めていると強調した。
ロシアのスプートニクニュースですが「英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。」内容としています。
「英紙フィナンシャル・タイムズ」の有料記事なので内容が確認できていません。
こちらは昨日取り上げたbbcの日本語訳版がでていました。翻訳のための時間差か情報自体は少し古いままのようです。
↑より引用
現時点では、この変異によってウイルスの感染力が急激に高まったという兆候はないものの、専門家が研究を進めている。ユニヴァーシティー・コレッジ・ロンドン遺伝子研究所のフランソワ・バロー教授は、「(AY.4.2は)ほんの少しだけ感染力の高い変異の可能性がある」と語った。
「アルファ株やデルタ株では、感染力が50~60%高くなったが、そういうたぐいのものではない。非常に小さな変化で、現在調査中だ」
「おそらく感染力の変化は最大でも10%ほどだろう」
「英紙フィナンシャル・タイムズ」へのリンクのあるツイートがありました。
What do we know about AY.4.2, a sub-lineage of Delta, with 2 notable spike mutations Y145H & A222V, found in ~10% of recent UK samples?
Not much yet, may have small transmission edge over Deltahttps://t.co/Lq2BNtoUqd @FT
w/ @BallouxFrancois @jcbarret @GuptaR_lab pic.twitter.com/Q0bIY5yulg— Eric Topol (@EricTopol) October 18, 2021
AY.4.2はDeltaのサブ系統で、2つの注目すべきスパイク変異Y145HとA222Vを持ち、最近の英国のサンプルの約10%に見られるということですが、これについてはどのようなことがわかっていますか?
まだあまりわかっていませんが、Deltaと比較して小さな伝搬の優位性があるかもしれません。
リンク先より引用 DeepL翻訳
AY.4.2は、世界中で記録されているデルタの子孫である45のサブ系統の一つです。AY.4.2は、ウイルスがヒトの細胞に感染するスパイクタンパク質に、Y145HとA222Vと呼ばれる2つの特徴的な変異を持っています。この2つの変異は、「懸念される変異」ではないものの、以前のコロナウイルスの系統では個別に記録されており、なぜデルタの感染力が高まるのかは明らかではない、とバルーは言う。「これらは、免疫逃避、伝達性の増加、病原性の増加の明らかな候補ではありません」と述べている。
ケンブリッジ大学の臨床微生物学教授であるRavi Gupta氏は、個々の変異がウイルスの挙動に及ぼす影響を予測するのは難しいと述べている。なぜなら、変異はスパイクタンパク質の形状や挙動に影響を及ぼすため、科学者たちはまだ理解していないからだ。
特徴的な変異は「Y145H」と「A222V」のようですが他の変異体などで情報が見つかりません。
現状では詳細な情報が不足しており、なんとも言えない変異株ですが、それなりの感染力もあるようなので日本に持ち込まれないことを願いたいです。
↑より引用
ストリートファイターⅡ’レインボーとは、1992年にCAPCOMから発売された大人気格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ’」の海賊版の総称である。
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