【朗報】コンクリートに炭素シート「グラフェン」を混ぜることで従来の30%の強化に成功

大きなハンマー,壊す科学
1ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 10:51:30.15ID:CAP_USER

コンクリートに炭素シート「グラフェン」を混ぜることで、従来の30%の強化に成功
 
 コンクリートは地球上で最も広く使用されている材料の1つです。

 しかし、コンクリートの主成分であるセメント生産は、世界の二酸化炭素排出量の約8%を占めています。

 そこでイギリス・マンチェスター大学に所属するクレイグ・ドーソン氏ら研究チームは建設会社Nationwide Engineering(ネーションワイド・エンジニアリング)と共同で世界初のグラフェン強化コンクリートを開発・使用しました。

 少ない量でも高い強度を出せるため、生産量の減少につながるのです。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.05.30

コンクリートに炭素シート「グラフェン」を混ぜることで、従来の30%の強化に成功 - ナゾロジー
英マンチェスター大はグラフェンをコンクリートに混ぜることで従来より30%の強度強化に成功。コンクリート必要量を減らせるため、約20%のコストダウンと約2%の二酸化炭素排出量削減が達成できるそうです。

https://nazology.net/archives/89935

→ この発言にコメント

▼追加ソース

共同開発のNationwide Engineering(ネーションワイド・エンジニアリング)に説明ページがありました。
Concretene 読みはコンクリテンで良いのでしょうか? コンクレテン?

Concretene - Nationwide Engineering Group

↑より引用
Graphene makes a difference by acting as a mechanical support and as a catalyst surface for the initial hydration reaction, leading to better bonding at microscopic scale and giving the finished product improved strength, durability and corrosion resistance.

Crucially, Concretene can be used just like standard concrete, meaning no new equipment or training is needed in the batching or laying process, and cost-savings can be passed directly to the client.

DeepL翻訳
グラフェンは、機械的な支持体として、また最初の水和反応の触媒表面として機能することで、ミクロのスケールでより良い結合をもたらし、最終製品の強度、耐久性、耐食性を向上させるという違いがあります。

さらに、コンクリーテンは通常のコンクリートと同様に使用できるため、バッチ処理や敷設の際に新たな設備やトレーニングを必要とせず、コスト削減効果を直接顧客に還元することができます。

ナゾロジーさんより詳しい情報があります。
鉄筋コンクリートのように骨組みにするのではなく練り込んであるイメージのようです。

グラフェン
グラフェン

↑より引用
グラフェンの厚さは1ナノ(ナノは10億分の1)メートル程度と極めて薄く、軽くてしなやか、そして透明です。ダイヤモンド並みの強度を持ちながら柔軟に折り曲げることができ、電気の伝導率は銀より高く、熱の伝導率は銅の10倍くらいです。化学耐性や耐熱性の高さからシリコンや貴金属の代替品として注目されています。

東北大、電池を高性能化する「グラフェンメソスポンジ」の有償サンプル提供を開始
東北大学材料科学高等研究所および同多元物質科学研究所は10日、電池の性能向上に利用できるカーボン新素材「グラフェンメソスポンジ」の有償サンプル提供を開始すると発表した。
理研、カーボンナノチューブなどのナノ材料を緻密に配置する技術を開発
理化学研究所(理研)は5月25日、カーボンナノチューブ(CNT)をはじめとする高品質のナノ材料を緻密に配置する手法を開発したと発表した。
「グラフェンの世界市場:2025年に至る用途別、エンドユーズ産業別予測」市場調査レポート発行

グラフェンは色々と注目を集めているようですね。この人工筋肉もグラフェン関連です。

【技術】強力な「カーボンナノチューブの人工筋肉」が開発される 同じ重量の人間の筋肉の29倍の能力

私たちの生活が豊かになることにつながって欲しいものです。

2ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 10:58:11.28ID:5vdf384w

熱膨張率は大丈夫?

→ この発言にコメント

20ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 14:11:10.92ID:xRzx2rWx

>>2
鉄筋コンクリートにもそれ言ってね

→ この発言にコメント

3ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 10:58:41.62ID:5vdf384w

壊す時のことも考えてよ

→ この発言にコメント

4ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:02:18.35ID:yD4T4N85

>>3
建築屋はコスト考えるから壁の厚み薄くするよ。
解体コスト同じになる 

→ この発言にコメント

9ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:24:08.32ID:mKkEthlJ

>>4
リサイクル法。鉄筋コンクリは解体で鉄筋とコンクリに分けれるが
これはFRPみたいにリサイクル厳しくなるパターンじゃろ。
変な物混ぜるよりアルカリを持続させる方向性の方が長期的にはいいと思うが

→ この発言にコメント

6ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:03:58.57ID:AWtFDNAF

まあ、アスベストと同じになるな

→ この発言にコメント

【注意喚起】カインズに続きニトリでもアスベスト入り珪藻土商品で自主回収 日本珪藻土日用雑貨製造協会は会員企業に点検を周知
7ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:09:28.70ID:0PIUc8nW

鉄筋の炭素含有量を上げれば理屈は同じアルw

→ この発言にコメント

8ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:21:14.71ID:qCKQ5JnV

グラフェンの資源量が問題では?

→ この発言にコメント

16ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 12:29:04.02ID:z8r7KAU2

>>8
ただの炭素だぞ
大量に作るのはめんどいけど

→ この発言にコメント

11ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:32:21.44ID:QpL6z/9X

古代ローマのコンクリートは現役なのに…

→ この発言にコメント

27ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 19:28:40.13ID:RO2F/ka0

>>11
アレは鉄筋が入ってないから圧縮強度は強いけど引張強度は皆無
鉄筋が入っていたら今頃残ってる遺跡はほとんどないだろうよ

→ この発言にコメント

古代ローマ時代のコンクリートは、今も強度を増していた──その驚くべき理由が解明される
コンクリートは、年月が経つにつれてもろくなるのが普通だ。だが、古代ローマ時代に作られた岸壁のコンクリートは、時間が経てば経つほど強度を増していた。その驚きの理由が、米研究チームによって解明された。
13ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:38:04.89ID:DL5rHy/i

圧縮強度は30%上昇
お値段は300%上昇

→ この発言にコメント

14ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 11:49:20.20ID:gvMPSzI4

値段と使いやすさと耐久度は

→ この発言にコメント

15ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 12:26:05.51ID:iWem6AdG

炭素の単分子シートを混入か
どのぐらいの大きさのものを入れるのか
昔、ガラス繊維を混入したコンクリートを使ったことが有るが
繊維が表面から露出しチクチクする嫌なものだった記憶

→ この発言にコメント

日本GRC工業会 | 環境にやさしい建材、ガラス繊維補強セメント |
日本GRC工業会は、GRC-ガラス繊維補強セメントの発展を推進しています。建築用、土木用、産業用等広範囲におけるGRCの基礎研究、応用技術研究、商品開発、市場開拓等の進歩を促して、会員の事業発展を図っています。
17ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 12:43:22.89ID:dH6Fjw6s

軽量化したい用途には良いと思うよ

→ この発言にコメント

18ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 13:06:36.53ID:3dUmekIk

腐食には強そう。

→ この発言にコメント

19ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 13:21:13.50ID:b00JR0Te

家のRC、解体屋に訊いたら解体すんのに600万かかるってさ

→ この発言にコメント

21ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 16:00:44.13ID:afR0fbud

やっぱり竹が最強アル

→ この発言にコメント

22ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 16:26:52.27ID:QlpRyV+x

カーボンファイバーでもいいだろうし、
竹の繊維でもいいのじゃ無いかね?

→ この発言にコメント

23ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 17:43:29.26ID:q5yQKeE7

>>22
FRCの中にはカーボンファイバーあった気がするな
竹は知らんが

→ この発言にコメント

24ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 18:02:20.43ID:VEze7sga

落雷したら危なそう。電波が遮断されて困りそう。

→ この発言にコメント

26ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 18:56:39.63ID:yKAXn92W

リサイクルの値段も考えないとなあ
解体しやすく分別もしやすい

→ この発言にコメント

28ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 19:30:58.12ID:RO2F/ka0

>>26
炭素だから400℃以上に熱して酸素を吹き付けてやれば
グラフェンだけ勝手に二酸化炭素になってくれるんじゃね?

→ この発言にコメント

33ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 20:54:41.96ID:DL5rHy/i

>>28
それができるほどの表面積なら、そもそもそれ以上バラす必要ないのでは

→ この発言にコメント

34ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 21:20:53.91ID:s3vcSPMj

コストを減らせてもマンションの値段は上がり続けるし
高速道路も値下げは無い

つまり俺達には関係の無い話

→ この発言にコメント

35ヨロロの名無しさん2021/05/31(月) 23:40:41.87ID:pf91jocS

水素とかアルカリに弱そう(^_^;)

→ この発言にコメント

36ヨロロの名無しさん2021/06/01(火) 03:55:43.95ID:dZ4csxUy

第二のアスベストかな

→ この発言にコメント

37ヨロロの名無しさん2021/06/01(火) 04:13:02.33ID:pzUUwlIK

炭素繊維強化コンクリートってあるけど、高すぎて誰も使わない
グラフェンが安く大量生産できるようになってからどうぞ

→ この発言にコメント

繊維補強コンクリート - Wikipedia

↑より引用
繊維補強コンクリート(せんいほきょうコンクリート、Fiber Reinforced Concrete)は、合成繊維や鋼繊維などをコンクリートに複合したコンクリート材。しばしば、FRC(エフ・アール・シー)と略される。連続繊維を織物として巻き付けたり貼り付けたりして補強されたものを「連続繊維補強コンクリート」、数ミリから数センチに短く切った短繊維を混入して補強されたものを「短繊維補強コンクリート」と呼ぶ。

38ヨロロの名無しさん2021/06/01(火) 05:23:11.89ID:ekww1jgd

古代ローマのコンクリートは現役なのに…

→ この発言にコメント

40ヨロロの名無しさん2021/06/01(火) 08:57:12.78ID:y+svvSca

他の人も言ってるけど単純に複合材料として強度計算されてるからやろ
産廃で埋めるくらいで分別は無理じゃないかな

→ この発言にコメント

41ヨロロの名無しさん2021/06/01(火) 09:18:40.30ID:U7ykjSn0

素手で壊そうとするなら従来よりも30%も強度増すのか、こりゃ大変だ

→ この発言にコメント

42ヨロロの名無しさん2021/06/01(火) 09:55:49.65ID:l53FqmW2

耐用年数はどうなのかね
数十年したらただのコンクリートになってた
なんてことないよな

→ この発言にコメント

コメント一覧

タイトルとURLをコピーしました